Jesus Weekendのカセットテープ入荷しました!
本作に限り送料は定形外簡易書留付で+460円です。(1300 + 460 = 1769円) SOLD



Jesus Weekend - Rudra No Namida (日本 SJW-923 2001年)


オルガン、シンセ等のキーボード、パーカッション、ヴォイス、エレクトロニクス、エフェクト等をフィーチュアした、コズミックなアンビエント作品。一聴後すぐに、日本の自主でこれだけの内容とスケールの作品が聴けるなんて、と驚きが広がります。作風的にも80年代~現在に多く見られるいわゆるアンビエント、ニューエイジや、箱庭的ファンタジーでなく、むしろ例えばAriel Kalmaの1st、70年代初中期Ralph Lundsten, 初期Michael Sterns, Roedelius, Craig Kupkaにも通じるようなムードを持ちながら、更に茫漠とした悠久の広がりの中に、60年代サイケデリック映像の様な妖しさ、40~50年前にタイムトリップしたような佇まい、ピースフルなムードと素朴な美しさを秘め、内側のもう一つの地球と宇宙に静かに息づく軌跡と波紋の夢の綴れ織りを見せてくれます。その内的なスピリチュアルさとサイケデリックさでは、感覚的なスロートリップの究極にして地球の普遍的な営みを告げるKraftwerkの名曲Ananas Symphonieにさえ肉薄するかも知れません。このクオリティーで何故テープのみのリリース(!)とさえ思ってしまう、とても素敵な作品。


クリスチャンなユニット名、そしてヒンドゥーの神話をテーマにしたタイトルは宗教的なバックグラウンドかとも思えますが、まずユニット名については、Velvet Undergroundの曲"Jesus"が由来と教えていただきました。何故Jesus Weekendの音楽が通常の日本の音楽の枠を超えた魅力を持っているか、その大きな一つの鍵が此処に有る気がします。Psychedelicを通過した所から発しているその深さと広がり、透徹した世界観。
以下にJesus Weekendからいただいた返事をそのまま記します。

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私からこの作品や私の活動についてお伝えできるのは、

まずはJesus Weekendの名前の由来ですが、

私がこの名前を自身の音楽につけたのは、10代の頃にバンド名として使い始めたのが最初で、バンドメンバーだった親友と、スタジオで寝転びながら音楽を聴いていました。そのときVelvet undergroundのJesusという曲を聴いていて、私たちは凄く自分たちの居場所を見つけたような、穏やかな気分になってその曲に包まれた時の感覚に強く惹かれました。私は無宗教なのですがJesusという曲名通り、なんだか神聖な神々しい気分で、何か信じれる安心した場所を見つけたような。そしてその日はたまたま週末だったので、Jesus Weekendと名付けました。

一人になってからも、色々考えましたが、このEPを今年リリースする際に私の音楽はその名前で共有することが私にとって意味があると感じ、その名前でこれからまた活動して行くことにしました。

私にとってJesus Weekendは場所や空間のようなものです。



活動歴については、

自身の音楽を作るようになったのは、17歳くらいの頃で、高校生の頃になると、私はバンドの音楽に夢中になっていて、最初は先程の話に出てきた"Jesus Weekend"というバンドという形態で気の合う女の子3人で関西や都内でライブをしたりしながら2年間活動をしていました。

その後バンドが解散して少し経ってから、一人で制作したり、表現したりする方法をこれまでの数年間に試行錯誤して見つけていき、今のスタイルになりました。

バンドが解散してからは、一人で何度かライブはしたのですが、片手で数えれるほどしかやっておらず、これといった活動歴は無く、これからライブもどんどんやって行こうと考えています。

近日だと今回の作品リリース後の初ライブが、来月京都のace hotelという場所で決まっています。



この作品のタイトルや背景については、

この作品を制作していた間、日々の生活で起こった具体的な経験を音と縫い合わせて曲を描いていました。その中で、涙が心の中に新しい種を育てる栄養のように感じたときがありました。

そこから生まれたのがRudra no Namidaという曲です。その曲が完成した後、曲名をどうしようか考えていた頃に、ヒンドゥーの"Rudraksha(日本語でルドラの涙)"の神話について知りました。

その神話の目から涙が数滴地上に落ちて、そこから樹木が生えてきた。というストーリーを知ったときに、曲と強く共鳴していると感じました。そして涙は普遍的でありながら、私的なテーマでもあったことからこのEP全体のテーマが決まりRudra no Namidaが完成しました。

レコーディングについては全部自身で自宅で行い、ゲストミュージシャンとしてHAPPYのAlecと、Magical Lizzy Bandの三ツ野大貴がギターで数曲制作に参加してくれています。

ミックスとマスタリングは友人のエンジニアMushaくんに協力してもらいました。


あとは私が作る音楽について言葉に出来ることは、私の音楽はドキュメンタリーとフィクションの要素を半々くらいの割合で混ぜて作っていて、私は現実と非現実の間を表現することが大好きです。そして日々の生活からの閃きを音に通して、とてもクラシカルでありながら、モダンな表現をやって行きたいと思っています

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最後に、カセットテープの内側に記されている、Rudra No Namidaの部分の文章を記します。
この文章は本作の音楽そのものを象徴するものに思えます。
とても大切な、美しい煌きに満ちた文章なのでそれぞれ訳して読んでみてください。

I saw ripples in the sky
The ripples come from tears, making waves
The waves sparkle, spread out, and enchant us, nourishing our souls
It is the angels' sky
It always reminds me of something
The sun shines and moves time forward
Things the eye can see, and those it cannot, all take shape every day
A love you've never known can be found in the midst of tears