4/11 2022 Last Update


GERMAN(KRAUT)EXPERIMENTAL ROCK & COSMIC SYNTH中古LP / 7EP

ここでは60年代後期~80年代初期までの、ドイツの実験的なサイケ、アヴァンロック、スペースロック、シンセ物を取り上げています。
表記があるものを除き全てLPです。

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A
Achim Reichel / Erholung (GE Brain ’75)
彼が1st以来試み続けてきたExperimentalサイケシリーズ最終作。ミニマリスティックなギターのリフ、繰り返すドラムのリズム、鳥の囀りや風の音等現実音の様々なコラージュ、エレキ、パーカッション、フルート、オルガン、サックス、ディレイやエコーエフェクトをフィーチュアし、浮遊感に満ちた夢うつつの世界を彷徨うスピリチュアルなミニマル実験サイケをロングトラック中心に心ゆくまで味わわせてくれる一枚。コーティングカバー初回Green Label 状態良好Rare Original.
EX-/EX \ SOLD
Adelbert Von Deyen / Planetary (GE Sky '82)
EX-/M- \ SOLD
レイヤードされた分厚いアナログシンセを中心に、エレクトロニクスのパルス、リズムボックスをフィーチュアしたジャーマンコズミックシンセの定盤。アナログ感豊かな厚みのある録音も魅力です。Rare Original.

Amon Duul 2 / Carnival In Babylon (FR UA '72) 
VG++/EX- \ SOLD
青ざめた深淵の世界に繰り広げられるジャーマンスペースサイケ古典。彼ら初期を代表する一枚です。当時のフランス盤初回オリジナル。コーティングGF Cover. ジャケは全体の軽いスレ。角の軽いスレ。左上角小さなコーナーノック。辺部の小シワ。背の部分色補修。パッと見気付きませんが、背の部分にクリアテープ貼。
Anima (GE Think Progressive RE 再発)
EX/M- \ SOLD
ドイツ異端の実験フリーユニットによる幻の自主1st、Ohrからの2ndに次ぐ3作目。一般的なFree Jazz系とも当時のジャーマンコズミック系Experimentalとも趣を異にする感覚的で奇妙な音の戯れ。オリジナルは1972年リリース。これは99年の正規再発盤。尚蛇足ですが、本作は以前にオリジナルそっくりの再発も存在し、間違って巷でよく高値で売られているのを見かけるので、オリジナルを探される方は要注意です。(裏ジャケに"Pop Import"のマークが入っているものは再発です。)
Anima / Domicile Live7.1. '74“7シングル盤(GE Meiton '74)
EX \ SOLD
彼らの5曲入り7インチシングル盤。Paul&Limpe Fuchsと、Fredrich Guldaによるトリオ編成で、彼らならではの変態的アナクロ怪奇実験Free Avantサウンドを聴かせます。その飄々とした意味不明なシュールさは、当時のドイツに在ってさえ、余りにアウトサイダーで異色。流石です。幻のレア盤!盤は表面の軽いスレ程度。元々ジャケ無しの仕様。誰が作成したものか分かりませんが、手製のAnimaらしいコラージュがなされたハンドメイドカバー付。
Anthony Moore / Pieces From The Cloudland Ballroom (JP Polydor '83)
EX/M- \ SOLD
彼の一枚目にして、男女ヴォイス、ピアノ、弦、ハイハット等を用いたメカニカルまでにミニマリスティックな硬質のExperimentalを聴かせる作品。オリジナルは71年のリリース。これは日本で初発売された83年盤です。レアなプロモ白ラベル盤。PROMO WHITE LABEL Japanese Pressing. w)Insert
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Ash Ra Tempel / Schwingungen (GE OHR ’72)
VG++/VG++ \SOLD
彼らの2nd。宇宙空間を光速で突き進む、幻覚と光の歪み、雷鳴のファズがフラッシュするジャーマンスペースサイケデリアの極致!コーティングカバーRare Original. w)Sternenmadschen Insert付。(Kosmischeインサート) ジャケは上辺近くと裏面の背に沿ってコーティングの浮き。辺部のコーティングの軽い細かいシワ。盤面は全体に表面の薄いスレ有りますが、所謂キズは有りません。プレイは静かな部分で若干のチリつき。
Ash Ra / New Age Of Earth (JP Victor '78)
VG+/VG++ \ SOLD
言うまでもなくジャーマンコズミックミニマルシンセの歴史的一枚。光が弾けるような肌理細やかなエレクトロニクスのパルスビート、心地よく揺れ弾むベースライン、全てが宇宙の光の中で静かな恍惚へ向かって飛翔し続けるA-1 "Sunrain"で幕を開け、宇宙の緩やかな波にゆりかごのように揺さぶられる桃源郷サウンド"Ocean Of Tenderness", 再びA-1の世界が引き継がれる光と夢のサウンド"Deep Distance"...。当時の国内盤。w)Insert & Obi.ジャケは右上と上部に軽いスレと変色。微かにユーズド程度で殆ど問題ありません。盤は音に出ない表面の若干のスレ程度。
Ash Ra / Belle Alliance (GE Virgin ’80)
EX-/EX \ SOLD
German Minimal Electro Classic! A面は前作を継承しつつもアップビートなナンバーや様々なヴァリエーションを取り入れ、小曲中心に聴かせる内容。A面がオードブルとすれば、本題はやはりB面でしょう。こちらはAsh Raの総決算とでも言うべき美しい内容で聴き逃せません。軽やかでシルキーなテクスチュア、ミニマリズムが絶妙な名チューン”Kazoo”、宇宙の波打ち際で緩やかなパルスが点滅する15分の桃源郷、幻惑のトリップミニマルエレクトロ”Code Blue”、ニューエイジオブアースのA面を思わせるような、心地よいリズムボックスとエレクトロパルスにエレキが浮遊する”Mistral”…。ロングトラック主体にゆっくりとフローティングなコズミックシンセとエレクトロニクスのパルスが交わりあう涅槃のトリップサウンドで素晴らしい出来を示します。夢見る極上の音の波に心ゆくまで浸れるドリーミートリップの極致!貴重なドイツ本国プレスRare Original.

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B
Between / Einstieg (GE Wergo ’71)
EX-/M- \ SOLD
ドイツのPeter Michael Hamelを中心に、アメリカ人、アイルランド人、アルゼンチン人等が集まった無国籍グループの1st。心地よいハンドドラムのリズムにアコギ、フルート、オーボエ、チェロ、キーボード等をフィーチュアした細やかなアンサンブルの妙で聴かせます。全編を通して軽やかさと清澄なムードに包まれ、その中でも西欧の中世的なムード、緩やかな空気流れる南米の風景から宇宙空間まで、様々な景色を映し出します。彼ららしいアンサンブルを象徴するA-2, エレキをフィーチュアし、心地よいサイケ調のB-1, 緩やかなアンサンブルが心地よいB-2...。それでいて時にB-4 “Space Trip”の様なHamelのカラーが強いコズミックなExperimentalサウンドや、より自由度の高い実験的なフリージャムA-5で別の側面も垣間見せてくれ、魅力を加味した味わいある作品に仕上げられた一枚。 ECMやヒッピー、オーガニックなアンサンブルのジャム系を思わせるサウンドが好きな方で、更に感覚的なフリー色や実験性のある作品も好きな方にはお薦めします。71年当時このスタイルのサウンドは逆に斬新だったことでしょう。 ジャケにspectrumのロゴが入っていない初期プレスのRare Original.

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C
Can / Tago Mago (GE Spoon RE 再発) 
EX/M- \ SOLD
初中期を代表する2枚組大作。ダモ鈴木!GF Cover 2LP正規再発。



Can / Ege Bamyasi (UK-GE UA '72)
EX-/EX- \ SOLD
Tago Mago, Future Daysと並ぶ言うまでも無く彼らの中期傑作。コーティングカバーUK初回プレスRare Original. w)Inner. ジャケはフルコーティングのUKプレスで、ラベルはManufactured In Germany、そして溝の内側にMade In Germanyの刻印、マトはA2,B1。この仕様のものがUK初回プレスとなります。このUK初回プレスには元々ポスターは付属せず、内袋の付いたこの仕様で完品となります。(ポスター付はドイツ盤初回プレス。) ジャケは全体の極軽いスレと背に沿った軽いラミネートの浮き程度。盤も表面上の軽いスレ程度で良好です。値下げしました!
Can / Future Days (JP Tokuma Japan ’83)
VG++/M- \ SOLD
オリジナルは73年リリース。心地よい浮遊感に満ちたミニマリスティックなリズムのユートピアなトリップサウンドで新境地を開くタイトルトラック、前作のアンダーグラウンドな熱気を受け継ぐ”Spray”, 軽やかな実験ポップ”Moonshake”、B面全てを費やしたTago Mago, Egeサウンドを引き継ぐ大曲”Bel Air”と、充実のサウンドを楽しませてくれる中期名作。w)Insert. ジャケは辺部の軽いスレとシワ。
Can / Limited Edition (UK UA ’74)
EX/EX \ SOLD
'69-'74の間に録音された初期未発集。通常のスタジオ盤に比べ、ややスケッチ的な趣があるものの、その本質は全く変わりません。Great LP. コーティングカバーRare Original。 ジャケ右上に”CAN Limited Edition”ステッカー付! これが付いているものは珍しいです。盤はA面後半に表面上のごく薄いスレ有りますが、音には出ません。A面のラベルに小さなハガレとシールシミあり。

Can / Soon Over Babaluma (US UA ’75)
VG/EX- \ SOLD
彼らの装飾的で遊び心に富んだ実験精神が更に強まり、ある意味ダブ的なグルーヴのトリッピーな味わいを主体にしたロングジャムを繰り広げる作品。”Dizzy Dizzy”, “Come Sta”といった本作ならではの魅力溢れるナンバーや、ピコピコがちょっとうるさいけど力技のキラーチューン“Chain Reaction”等聴き逃せません。そしてラストの”Quantum Physics”はアブストラクト色が強いがゆえに、本作の手法が最も生きたナンバーでしょう。この指向性は更にPhantom Bandの2,3辺りで突き詰められていきます。音の良い当時のUS盤。再発を買うより、音の生き生きとしたこの当時US盤で是非! ジャケは全体の軽いスレ。右下CC. 右上角に目立つシワ。上辺開口部より10cmヌケ。上辺部スレ。下辺中央6.5cmヌケ。
Can / Landed (FR Virgin ’75) 
EX-/EX \ SOLD
Canの中後期作品の中でも傑作との呼び声高い一枚。 Canらしさを持ちながらも後のHolger Czukayのソロにも引き継がれるような実験性と次々と繰り出される万華鏡のようなクリエイティヴなアイデアに溢れ、全編才気煥発ぶりを発揮する痛快な一枚!Canファンマストなのは言うまでも無いですが、Avant Pop系ファンもマスト! コーティングカバー当時のフランス盤プレス。ラベルは2回目の赤いグラデーションのラベル。1年後くらい(76年頃?)のプレスだと思います。
Can / Radio Waves (GE ?? '97)
EX/EX \ SOLD
'69-'71のレアトラック集。収録曲はPaperhouse(Beat Club '71), Entropy(ライブ録音'70), Little Star('69), Turtles Have Short Legs(シングルのB面'71), Shikaku Maru Ten(シングルのB面 '71)。音質もそれぞれまずまずで内容もグレート!ジャケ裏には5曲のクレジットしか有りませんが、Bラストにシークレットの1曲(Up The Bakerloo Line?)が入っています。全6曲。当時仕入れた新品のデッドストックです。
Can / Spoon Over Babaluma (US Cruxmedia '05)
VG++/M- \ 2.800
有名なスタジオ盤と一文字違いの紛らわしい作品。収録曲はTadjidid Janid (BBC '73), Senoussi ('75), Vernal Equinox ('75)の3曲。全てライブ録音です。音質は若干こもっていますが、臨場感溢れるサウンドを心ゆくまで聴かせてくれる素晴らしい内容です。ジャケは背と辺部の若干の細かいスレ。当時仕入れた新品のデッドストックです。
Can / Spoon (GE UA '71) "7シングル盤
VG/VG \ SOLD
45rpm "7シングル盤。通常のメンバージャケのオリジナル盤とはジャケットの異なる、プロモ仕様のジャケヴァージョン。通常のオリジナル盤は巷でよく見かけますが、この仕様のジャケは希少なコレクターズアイテムで近年中々見ません。盤やラベルの仕様は見たところ通常のオリジナル盤と同一ですが、マトリクスまで同一かは不明です。(ドイツ版プライスガイドの"コズミックプライスガイド"には"Special Promo Sleeve"として記載されています。そのの387ページにジャケも記載。) Rare Original. ジャケは全体的にスレとシワの目立つユーズド感の強い状態。左右両サイドにヌケ有。中央少し右上に薄いシミ。右上に薄い書き込み。盤も全体的に擦れの目立つユーズドなコンディションですが、音に直接出るような所謂キズは無く、軽いチリつき程度でプレイは少なくともVG+クラス。ラベルB面にマジックで書き込み。


Checkpoint Charlie / Grub Gott Mit Hellem Klang (GE CPM ’70 RE再発) 
VG+/EX \ SOLD
70年に幻のCPMレーベルからリリースされた彼らの1stの87年300枚限定初回再発盤。ジャケも盤のラベルもオリジナルにそっくりの作りの仕様です。その初期Guru GuruとYa Ho Waを足してキチガイにしたような危なすぎる呆けた変態絶叫フリーキーアヴァンファズサイケサウンドは数多くのGerman Underground系の中でもヤバさMax、狂気の沙汰です。ア然の一枚。ジャケは右上にステッカーののりによる小さな変色と、開口部中央に数ミリの小さなキレを補修したクリアテープ貼り。それ以外は軽い変色程度で特に問題ありません。盤は良好なEX。

Konrad Schnitzler名義の作品はKの項を参照ください。

Cluster / Zuckerzeit (GE Brain ’74)
EX-/EX- \ SOLD
CのClusterになってからの3作目。リズムボックスを取り入れ、ビートとエレクトロミニマリズムを明確に打ち出し、前作までの茫漠とした実験音像と比べると1曲1曲が曲構造を持ち、アブストラクトでありながらもポップアート的な印象を受けます。エレクトロニクスとリズムの反復の中にポコポコと泡立ち、ゆるゆると液体のように上下するエレクトロニクスのトリップした味わい。現在に至るまで連綿と受け継がれるテクノサウンドの一つの原初の姿がここに有ります。全編がエレクトロニクスと戯れる様な電子の歓びに満ちた一枚。コーティングカバー初回Green Label Rare Original. 本作のグリーンラベルにはMetronomeロゴは存在しません。このMetronomeロゴ無しのGreenラベルが初回プレスになります。ジャケはコーティングの軽いスレとエッジの極部分的な軽いスレ程度。
Cosmic Jokers (GE Kosmische ’74)
EX-/EX- \ SOLD
浮遊するエレキ、虚空を舞うエフェクト、ディレイ、フェイズシフター..。全ての音像が渦を巻き緩やかにぼやけて漂うジャーマンスペースロック/トリップサイケの極致!コーティングカバーRare Original. ジャケは右上Small DH. 盤は元々のプレスか経年の埃による静か目の部分での軽いチリつき。
Conrad Schnitzler / Con (GE Paragon-EGG '78)
EX-/EX \ SOLD
行き交うエレクトロニクスのパルス、空間を跳ね回るシンセエフェクト、リズムボックス、ゴボゴボ泡を立て、弾けるエレクトロニクスの自在に遊び戯れる夢幻の世界..。ジャーマンミニマルエレクトロ永遠のマスターピース! 貴重なドイツオリジナル盤!国内盤やフランス盤は見ますが、ドイツ現地盤オリジナルは非常にレアです。Rare Original. ジャケはエッジに若干の細かいスレ、各角のスレ。
Conrad Schnitzler / Con (国内 King ’79)
EX/EX \SOLD
PROMO WHITE LABEL. 行き交うエレクトロニクスのパルス、空間を跳ね回るシンセエフェクト、リズムボックス、ゴボゴボ泡を立て、弾けるエレクトロニクスの自在に遊び戯れる夢幻の世界は最早エレクトロニクスの桃源郷としか言いようがありません。その絶妙なエレクトロニクストリートメントは心憎いばかりです。彼の多くの作品の中でも最も有名な、そしてGerman Trippy Minimal Electronics永遠の一枚。マスターピース!当時の国内サンプル盤。W)ライナー。
Conrad Schnitzler / Convex (GE CS '82)
VG+/VG+ \ 6.800
自主プレスによる彼のコレクターズアイテムの一つ。荒涼とした宇宙空間に上下するアナログシンセ、エレクトロニクスのパルス、エレクトロエフェクトがエコーするアブストラクトでコズミックなミニマルエレクトロを全編に亘って展開します。500枚自主プレスナンバー入りRare Original. ジャケは白いため経年による致し方ない若干のスレ、エッジ、角のスレ。下辺中央8cmヌケ。盤はA-1に薄いスパイダー状のスレ。その部分若干のチリつき。傾聴を乱すような目立つパチパチではありません。それ以外は見た目EXで良好です。プレイは前述の部分を除き元々のプレスか埃による軽いチリつき程度。
Conrad Schnitzler / Congratulacion (SP EG '87)
EX-/EX \ SOLD
デジタルシンセとシーケンサーをフィーチュアし、彼の作品の中でも特にアグレッシヴなミニマリズムが強調された一枚。スペインのEGレーベルからのリリースで、1000枚限定盤。この時期のリリース作の中では最も見かけない入手困難盤です。コーティングカバー状態良好Rare Original. ジャケは右上に拭けば取れそうな程度の微かな汚れ。綺麗です。盤も微かなスレのみで非常に綺麗です。


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D
Detlef Potten / Atlas 1 (GE KOPF ’80)
M- \ SOLD
3枚のLPを自主で残したドイツのアーティストの内、最もミステリーな一枚。彼はもう一枚のソロアルバムと、グループ名義による作品が幻のアルバムとしてごく一部のフォークサイケファンに知られますが、この一枚だけは、アルバムの殆どが謎に満ちたExperimental Synth作で、ジャケすら存在しない自主盤。 針を下ろすとミニマリスティックなプリミティヴエレクトロ、次いではホワイトノイズのビートにやはりプリミティブなエレクトロニクス。その後も極めてプリミティヴでホームメイドな実験エレクトロニクスが続き、生まれたばかりの電子の原初のうめきにも似た、素朴なアナログエレクトロニクスサウンドのCrudeなまでにロウな醍醐味を存分に味わわせてくれる一枚。ドイツ自主プレスRare Original. 彼の他の作品が恐らく数十枚ずつの極小プレス盤であることを考えると、本作も恐らく数十枚プレスの可能性が高いでしょう。ごくわずかなデッドストック流出品のため、もう二度と見ないかもしれない希少盤。Seesselberg辺りよりもさらにその先にあるジャーマンシンセエレクトロニクス自主シーンの最深部を垣間見せる一枚とも言えましょう。またとない機会をお見逃しなく!
Deuter / D (GE Kuckuck ’71)
EX-/EX \ SOLD
実験サイケ時代の1st. 各種楽器、オルガン、ファズギター、パーカッション、コラージュ、エレクトロニクス等を用い、怪しげなムードの中から様々に場面転換し、混沌としたフリーキーな秘教的コズミックサイケアンダーグラウンドをロングトラックで延々と繰り広げます。初期Ohr系のフリーキーな作品と肩を並べるジャーマンマスターピース!レコード番号は2回目の現地2ndプレス。
Deuter / AUM (GE Kuckuck ’72)
VG++/EX- \ SOLD
彼の2nd。ジャーマンファンの間で何故か知名度こそ低いものの、内容的にはジャーマン実験トリップサイケフリークアウトの決定的名作。もしOhrやBrain辺りの有名レーベルからのリリースだったら今頃もっと有名なレコードになっていたでしょう。ジャケのイメージこそは3rd以降の彼のニューエイジな作風と間違えそうでややこしいですが、彼の1stと本作2ndだけは全ジャーマンファン及び実験トリップサイケ派は絶対に聴いておきたいところ。各種アコースティック楽器、パーカッション、シタール、エレクトロニクス、コラージュ、エフェクト、ヴォイス等を駆使し、宇宙の霊妙なジャングルを旅し、広大な宇宙空間を漂流する、幻覚のインナートリップワールドを次々繰り広げるそのサウンドは最も優れた時期のBrainticket級の極上のサウンド。 例えばA La Ping Pong, Luis Perez, Pepe Maina, 初期Popol Vuh, Moolah, Sensations Fix,初期Vytas, Ralph Lundsten, Code 3辺りが好きだったら問答無用でお薦めです。名盤。レコード番号は初回ではありませんが、本作の初回プレスを入手するのは困難を極めるので、まずこの2ndプレスで押えときましょう。ジャケットデザインは初回と全く同一です。
Deuter / Haleakala (GE Kuckuck '78)
EX/EX \ SOLD
初期のジャーマン魂に満ちた実験サイケデリアから脱して一気にアンビエント指向を強めた時期の作品。彼のクラシカルギターやチターのような弦楽器による清澄なソロやアンサンブルを中心に、曲によってヴォイス、エレクトロニクスの静謐なドローンも聴かせます。まだ後のNew Age的な甘さはここでは殆ど見られず、むしろしんとした静寂の中の張りつめた美しさと心を透明に浄化する静けさに全体が覆われた作品です。Rare Original. w)Inner.
Deuter / Ecstasy (GE Kuckuck '79)
EX-/EX \ SOLD
緩やかに空間を舞うシンセ、ドローン、アコースティックギター、波等のSEが心地よく交じり合い、光の向こう側の忘我へと誘う11分40秒に及ぶタイトルトラックを始め、水に反射する様な柔らかなミニマル小曲"Night Rain", シンセドローンの波の中をエレキギターの音色がLonerにポツポツ揺れる"Back To A Planet"を始め、緩やかなギターソロに至るまで、彼のこの時期を代表する作品。表面の質感はNew AgeやECM系の肌触りを持ちつつも、コズミックな志向や内面的な質感はやはりジャーマンならではでしょう。
Deuter / Cicada (GE Kuckck ’82)
VG+/VG+ \ 1.200
より自然回帰のニューエイジヒッピー指向を顕著に強めた作品。アコースティック楽器とエレクトロニクスのほど良いブレンド、エコー感に包まれた清澄なアンサンブルを聴かせるナンバーを中心に、静けさにこだまするメディテイティヴなナンバー、時にエレクトロニクスのパルス、スペーシーでフローティングなジャーマンコズミックシンセまでを交えて聴かせます。Original. ジャケは背に沿った部分の小シワと小キズ、エッジと角のスレ。右上角に殆ど目立たない微かなシミ。ジャケは総じて若干ユーズドな程度で特に目立った問題は有りません。盤はA面冒頭で3回パチパチ。B-2に最大幅1.5ミリのプレスミスマーク。その部分11回程度目立つパチパチ。それ以外は見た目表面の若干の軽いスレ程度でVG++レベル。プレイは時折の若干程度のチリつきと全体の軽いチリつき。
Dream World / On Flight To The Light (GE Vertigo '80)
VG++/EX- \SOLD
Yatha Sidhraの後身グループによる一枚目。リズムボックス、シンセ、フルートによる緩やかなトリップ感に満ちた正にYatha Sidhraの続編のようなサウンドから、よりコズミックなジャムを聴かせるナンバーに至るまで、全編に亘って心地よいスペースジャムを繰り広げるGreatな一枚。Yatha SidhraとSensations Fix辺りをミックスしたようなサウンドといえるかもしれません。Rare Original. w)内袋。ジャケはエッジの軽いスレと若干の小シワ。


Dunkelziffer / In The Night (GE Funf Und Vierzig '84)
EX/EX- \ SOLD
彼らの2ndにして代表作。元Canのダモ鈴木のヴォーカルを中心に、Phantom Band, 後期Can, Spoonレーベル関連グループのメンバーからなるグループ。後期Canのムードやリズム感を持ちつつもエスノ色、ダブ、スペイシーなジャム等を混合させた、よりワールドワイドな広がりに満ちたミクスチュアジャミングロックが痛快な一枚! このアナログ盤は入手困難です。盤は表面上の薄いスレのみ。プレイも良好です。
La Dusseldorf (GE Nova ’76)
VG-/EX- \ SOLD
1st。Neuでの反復ハンマービートの手法を、そしてNeu 3rdにおける劇的高揚の余韻覚めやらぬうちに、もう細かいことなんかどうでもいいやと言わんばかりの人を食ったロックな開き直り(??)で、ポップミュージックの広大な世界を俯瞰し、風を切ってぶっちぎる彼らの一枚目。Neuの3rdで極北に達してしまった彼らの目の前に広がる新たな世界の幕開けがここに有ります。Neuと同じ次元で捉えずに、単純に彼らの新しい音楽を楽しめばいい、そんなロックする親爺達がカッコいい(!?)これはこれでグレートな一枚。ある種イージーゴーイングなまでに大胆不敵な同一進行の反復の中に、躍動と喜び、力強さが見事に表現されます。 B面ではA面に比べ有る程度抑制され、Neuっぽさが程良くブレンドされ、より味わいと内的充実に満ちます。コーティングカバーRare Original. ジャケは開口部に沿って右側1/4程度ウオーターダメージによるジャケのふやけ。裏面上辺部近くに沿って薄いシミ。 ジャケ不良につきバーゲンプライス!

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E
Earth Star/Atomkraft? Nein, Danke! (GE Sky ’81)
EX-/VG+ \ 1.500
彼らの2作目。アルバムの多くを占めるドイツらしいコズミックやミニマルなシンセナンバーも、充実の内容でジャーマンシンセファンを充分満足させる内容になっていると思いますが、より彼らの特色と持ち味が引き出されている以下のナンバーも注目したいところ。ピアノを中心に初期Roedeliusや中期Popol Vuhを思わせる美しい繊細な煌きとイマジネーションに満ちた7分半近くに及ぶA-1。ゆったりとレイヤードされたシンセの中でも屋のように緩やかにエレキが漂うA-3。小曲ながらシーケンスのエレクトロパルスが心地よいA-5...。コーティングカバーRare Original.(ジャケは全体の軽いスレ。盤は見た目表面上のスレがやや多く、見た目はVG+程度ですが、プレイは低レベルのチリつき程度でVG++。傾聴を乱すようなキズやノイズはなく、神経質に微細性にこだわる方でなければ問題ない状態だと思います。)
Earthstar / Humans Only (GE Sky ’82)
VG+/VG++ \ SOLD
彼らの忘れられたグレートな一枚。自主の1st(彼らは元々はアメリカのユニットで1stはアメリカの自主盤)から数えて通算4作目にしてラストアルバム。前作までは典型的なベルリンスクールスタイルのジャーマンコズミックシンセサウンドでしたが、本作では一転し、アシッドな浮遊感のエレキ、フルート、シンセ、パーカション、リズムセクション、自然音のコラージュを取り入れた美しくも揺らめく様なフルバンドスタイルのアンサンブルとコズミックなジャムでユートピア志向のスペースサイケデリアを聴かせてくれ、驚かされます。サウンドの傾向的にはSensations Fix辺りを思わせますがよりサウンドは夢見心地で、随所に見せるメルティングなミニマル感などInventionsやRosi辺りのAsh Ra Tempelファンにも受け入れられそうです。一方B面はOhr, Kosmische直系サウンド。B-1で見せるドープで歪んだスペースジャムはAndromeda All Stars期のRalph Lundstenばりで、ラストB-2の幻覚的なスペースジャムに至ってはもはやCosmic Jokersへのオマージュとしか言いようがありません。全編に亘って彼らの内的充実の漲るスペースロックの隠れたマスターピース!Rare Original. ジャケは辺部背の若干のスレと色補正、エッジの小シワ。軽いユーズド感のあるStrong VG+。盤は若干の表面のみの薄いスレ程度。
Eberhard Schoener / Meditation (GE Kuckuck ’73-’82)
VG+/M- \ 2.500
彼の73年作品の2ndプレス盤。彼の作品中でも最も実験色の強い一枚で、A面はエレクトロニクス、ヴォイス、弦により、ゆったり静かにうねるようなサイケデリックなミニマルドローンを延々聴かせます。NWWのあの3枚組Box “Soliloquy For…”に酷似した内容で、本作の方が当然リリースは古いので、あの作品のルーツはこれだったのかと...。よりゆったりとスペイシーなサウンドで文句なしの内容。B面は静寂の中に美しい金属的音響が空間的に近づき遠ざかるこれも金太郎飴状態の催眠的ドローンサウンドで、リバーブの残響音やエフェクトのそよぎが多分にコズミックなムードを醸し出すのはさすがにジャーマン物らしいです。こちらもミステリアスな美しさと静寂、緊張感に満ちた素晴らしい内容で、両面ともにじっくり聴かせてくれます。ドローン系ジャンキーやトリップ派はマスト! 盤面はピカピカですが、プレイは元々のプレスか埃によると思われる軽いチリつき。
Eberhard Shoener / Bali-Agung (GE Horzu ’76)
VG++/M- \ SOLD
静かに行き来するゆるやかなスローモーションの波、冷ややかな雫、静かな光やパルス、様々に融け合い、残像の軌跡を描く。宇宙に浮かぶ夢の浄化時間。悠久を浮遊するコズミックトリップ...。突如空間にガムランがオーバーラップする。そのエキゾティックなミニマルのパルスに、アコースティックギターのアルペジオ、ストリングスシンセの夢の波、アナログエレクトロニクスのパルスが混合し、夢見るようにミステリアスな宇宙の旅が続きます..。静かに瞬く無限の宇宙とバリの大地のサウンド幻想がスピリチュアルに混合した、どっぷり充実の一枚。目を瞑って、夜の静けさから果てしない宇宙へのひと時をどうぞ。(尚、小曲B-3を始め、数か所でBruce Ditmasを思わせるドラムやパーカッションとエレクトロ二クスによるシンセビーツナンバーも聴かれます。) 初回Red label 1st Pressing Rare Original. 本作は後に黄色と緑のEMI/Harvestラベルも存在しますが、このHorzu赤ラベルがオリジナルです。ジャケは右上開口部近くに目立たない軽い折シワと色補正。それ以外はエッジの軽いスレ程度。
Eberhard Schoener / Flashback (GE Harvest ’78)
心地よいエレクトロニクスのパルス、スペイシーなシンセストリングス、ミニマリスティックなリズムセクションによる彼ならではの浮遊感溢れるスペースロックサウンドに、本作ではヴォーカルもフィーチュアし、基本路線は同じながら一層のメロディアスさと力強さを加えたこの時期の代表作。GF Cover Rare Original. ジャケは右上角にボールペンで小さな数字の書き込み、エッジの軽いスレ程度で、特に問題無いしっかりした状態です。

EX-/EX \ 2.800
Edegar Froese/Macula Transfer (GE Brain ’76)
VG+/VG++ \ SOLD
ミニマリスティックなギターのカッティングがパルスを刻み、メロトロンが浮遊するA-1、エレクトロニクスのパルスにスペイシーなシンセ、アシッドなエレキが浮遊するA-2を始め、鼓動するパルスのリズム、ゆったりとした豊かな宇宙空間に甘美に溶け合い、広がり満ちるような、心地よい感覚的なサウンドを聴かせるジャーマンスペーストリップシンセ/ロックの代表作。鈍然たるシンセのみによる作風ではなく、様々な楽器とのジャムにより、彼のソロの中でも際立った作品に仕上げられています。初回Greenラベル コーティングGF Cover Rare Original。プレスを繰り返している作品ですが、初回ラベルのオリジナル盤は滅多に見ません。(ジャケは表裏共に開口部や背に沿った見た目非常に目立つラミネートの剥離あり。それ以外は全体の軽いヤケ程度。盤は見た目やや表面上の細かいスレが多いですが、プレイは時折の軽いチリつき程度で特に問題ありません。)
Embryo / Opal (GE Think Progressive RE 再発)
EX-/VG(Plays EX) \ SOLD
彼らの一枚目。彼ららしいJazz Rockサウンドを基調としつつも、初期Ohrレーベルらしい混沌とした実験色とドープでサイケデリックなスタイルがミックスされ、ワイルドなパワーひしめくフリーキーなサイケ作品。彼らの初期作品の中でも最もロウで原初のエナジーを感じる故に、以降の作品とは異なった魅力に満ちます。オリジナルは1970年にドイツのOhrレーベルよりリリース。ドイツのThink Progressiveレーベルよりの1997年正規再発盤。ダブルジャケット(GF Cover) 盤はA面後半に見た目奇妙な曇りあり、その部分見た目は良くありませんが、プレイはほぼ問題ありません。(Plays EX!) それ以外非常に綺麗です。
Emtidi / Saat (GE Pilz ’72)
EX-/EX- \SOLD
ドイツの男女デュオによる2nd。アコギ&エレキ、フェイズシフトするスペイシーなオルガン、ビブラフォン、エコーするドリーミーなヴォーカルをフィーチュアし、ジャケットや内ジャケットのように、異様な輝きと神秘的な幻想に満ちたオレンジ色の柔らかな人工の星で、ふわふわと幻覚的なまでにミステリアスなコズミックなアシッドフォークサウンドを夢見させてくれる一枚。彼らの身体の内側に花開く甘美でシュールレアリスティックな内宇宙にトリップするひと時をどうぞ! 尚、本作は80年代にオリジナルそっくりのPop Import再発も有りますが、これは勿論本物の希少な初回プレスオリジナル盤。コーティングGF Cover Rare Original. ジャケはコーティングの軽いスレとエッジの軽微なスレ程度。盤も内袋による表面の軽微なスレのみで、共にしっかりした状態です。


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F
Faust (GE RE 再発)
VG++/VG+ \ SOLD
彼らの一枚目にして奇想と前衛、サイケデリックロックが結合したExperimental Rockのモニュメンタルな名品。シュールなサイケデリックロックをベースにコラージュ、エフェクト、漲る感性が叩き付けられ、或いは音の迷宮となって感覚のフロンティアで聴く者を揺さぶる、今尚圧倒的な存在感を誇る怪物的一枚の凄さを是非体感ください。オリジナルはドイツで1971年リリース。 オリジナルにそっくりの作りの透明プラスティックカバープリントジャケ、透明盤仕様。w)透明Insert.恐らく90年代再発盤。(ラベル部分が無表記で空白の為、オリジナルと区別が付きます。) ジャケは透明プラスティックジャケの上辺部が少しサイズが大きいため、織り込まれています。それ以外は特に問題ありません。盤はA面全体が微かに白っぽくヤケが見られますが、静かな部分での軽めのバックグラウンドノイズ程度で傾聴を乱すものではありません。B面は良好です。
Faust / So Far (GE Polydor ’72)
EX/M- \SOLD
シュールで先鋭的感性を独自の世界の内に窮めた孤高の一枚。 前衛的でありながらも、その部分のインパクトに固執することなく、しなやかさと肌理細やかさ、音楽としての多様性の消化、独自のリズム感を持ったドラミング、その佇まい、時に気持ちいいほどに鋭い切れ味のアンサンブル、その全てが圧倒的な存在感を持ちます。Rock史に波紋を投げかけた怪物的一枚。 Insert 10枚(9枚のピクチャーと1枚のインサート。)、黒いInsert袋、黒い内袋全て揃った状態良好完品Rare Original. ジャケは下部に4.2x1.3cmサイズのネームステッカー貼。 それを除いては美品。内袋やインサートも全て綺麗で、盤もピカピカの状態です。
Faust / So Far (UK Polydor ’72)
EX/EX- \ SOLD
当時のUK盤Original. Insert 10枚(9枚のピクチャーと1枚のインサート。)、黒いInsert袋、黒い内袋全て揃った当時のUK盤オリジナル完品。インサート10枚はそれぞれ右上に若干の折れシワ。) 盤のプレイは静かな部分の微かなチリつき。


Faust / Ⅳ (UK Virgin '73)
EX-/EX \ SOLD
彼ら独自の感性によるシュールな実験ファズサイケが冴えわたる4枚目。彼らの当時の作品はすべてマストです。初回白黒ラベルRare Original. マトはA-1U, B-1U。ジャケは全体に目立たない軽いカビ。盤はほぼM-で非常にきれいです。プレイは主に埃によると思われる静かな部分での軽微なチリつき。

Faust / Tapes (UK Virgin ’73)
VG++/VG(+) \ 2.800
彼ら自身の未発表録音やライブ等のマテリアルを編集して作品にした3枚目。作品の性質上全2作に比べラフさは免れませんが、逆にだからこそ彼らの奇想性と生々しさを一層浮かび上がらせた名作。完成されていない作品の中に彼らの一層の才気と感性の輝きを垣間見ます。白黒Lizard Virginラベル1UマトRare Original. ジャケは背中央に小キズ、右下角に殆ど目立たない軽微なシミ。盤は一見非常に綺麗でEXですが、良く見ると全体に微かな曇りが有るのに気付きます。プレイは通して多少のバックグラウンドノイズ。


Floh De Cologne / Rockoper (GE Ohr ’71)
VG++/EX \ SOLD
ジャケ中央の切れ目から腸がベロのようにはみ出る変型ジャケットに包まれた彼らの3rdにしてOhrレーベルからの2枚目。オルガン、ギター、ヴォーカル、リズムセクションをフィーチュアし、当時の熱気に満ちつつも、人を喰ったように曲調のコロコロ変わる複雑で奇妙なアートサイケサウンドで聴かせます。変形コーティングカバーRare Original. レコード番号は556010の2回目プレス。(2回目とは言っても、初回の僅か後のプレスで再発ではありません。) W)Insert. Orange WAX。ジャケは背の中央5.5cmのヌケ。左&右下角スレと小シワ。それ以外の各角は極軽いスレ。背に沿ったラミネートの軽い浮き。A面ラベルにスタンプ。
Friedrich Gulda / Gegenwart (GE ERP ’76)
EX-/EX \ 4.800
彼の諸作の中でも自主リリースのため中々見ない一枚。弦楽器やピアノの特殊奏法と笛、パーカッションによる奇妙なアヴァンギャルドを聴かせます。ドイツ自主プレスRare Original. ジャケは下辺の軽いスレ、背に沿った微かな変色。ジャケ裏上部にステッカー貼り x2。盤は美品に近い極微のスレのみの非常に綺麗な状態。
Friedrich Gulda / Nachricht Vom Lands (GE Brain ’76)
EX/EX \SOLD
Barre Philips, John Surman, A.Mangelsdorff, Cecil Taylor, Stu Martin等を迎えて製作された2枚組。一枚目は小編成中心でストレンジな異形のFree Experimentalを、2枚目は熱気渦巻く混沌としたエナジーが溶岩のうねりのように迫る白熱のKiller Experimental Jazzで聴かせます。コーティングGF Cover 2LP Rare Original. ジャケ、盤共に良好なEXです。 ラベルは出荷時のミスプリで2枚目のA面のラベルにはB面と同じラベルが貼られています。

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G
Globe Unity Alexander Von Schlippenbach (GE Saba '66)
EX/M- \SOLD
Schlippenbach率いる独Free Jazz大御所グループの記念すべき一作目。ジャーマンファンにとってはCanのJaki Liebezeit, Guru GuruのMani Neumeierが参加した最も昔の録音としても重要な作品。他のメンバーもManfred Schoof, Peter Brotzmann, Willem Breuker, Gunter Hampel, Peter KowaldといったGerman Free Jazz界の錚々たる面子が集結。そのサウンドは混沌の極みに達し、狂騒状態の渦と化した嵐の如く激しい熱気とパワーにひたすら圧倒される歴史的一枚! ラベルは下部にMade In Germany入り。深ミゾ。初回SabaラベルGF Cover 状態良好Rare Original.
Guru Guru / UFO (GE OHR 56 005 ’70)
EX-/VG++ \SOLD
1st。溶岩の如くどろどろしたアンダーグラウンドな熱気と混沌、横溢するただれたファズ、重量級爆弾が炸裂する恍惚のFreaky Fuzz Psychedelia。Kanguru以降のサウンドとは全く異なりますが、本作もまたこの手では並ぶもののない究極の一枚。カオスの塊のようなモンスター級爆音サウンドで聴く者を圧倒します。コーティングGF Cover 56ナンバー初回プレスRare Original. ジャケは背中央2.5cmのヒビ。それを除いてはM-のきれいな状態。 盤はA-1の小さな軽いマークは音に出ません。B-1の3ミリの僅かな小さいキズ数回のみチリパチ。B面の表面上のスレは音に出ません。それ以外は表面上の若干のスレ程度。プレイは静か目の部分で軽いチリつき。
Guru Guru / UFO (GE Ohr Pop Import RE 再発)
EX-/EX- \ SOLD
混沌としたジャーマンフリーキーへヴィーサイケ最高峰にしてこの手並ぶものの無い究極の一枚。GF Cover Pop Import初回正規再発盤。

Guru Guru / Kanguru (GE Brain ’72)
VG+/EX- \ SOLD
メガトン級の爆撃ドロドロヘヴィーサイケが類を見なかった衝撃の1st "UFO"も忘れられませんが、持ち前のGuru Guruサウンドが確立した彼らの真髄といえばやはり本作3rd。ブルージーなギターサイケをベースにしつつも、それぞれのパートがソロソロと探りあうように這い、時に幽明の、時にモコモコした、時に理性の彼方でのフラッシュ、時にエネルギッシュなサウンド--それらを自在にミックスし、絶妙なバランスで同居させた、シンプルなトリオの編成とは思えない、細に渡る重層的な色彩感の豊かさに満ちた名品。本来音楽があるべき"心地よく感じる"感覚的フロンティアーを透徹した視点で切り開いた、本質的にサイケデリックで妙味豊かな一枚。それは多くの深遠なジャーマンロック群の中でも異色にして意欲的です。コーティングGF Cover Green Label Rare Original. (ラベルは緑ですが、Metronomeロゴ無しの2回目ラベルです。) ジャケは背の若干の変色、上辺と背に沿ったラミネートの細かいシワ。背に沿った変色を除いてはEX-程度の状態。VG+としていますがそこそこのコンディションだと思います。盤は表面全体の軽いスレ程度。
Guru Guru / Same(4th) (GE Green Metronome Brain '73)
EX-/EX- \ SOLD
前作の延長線上にあるサウンドが引き続き冴え渡る4枚目。軽妙なロックンロールメドレーを聴かせるA面も彼らの新境地で、からっとした中に味のあるサウンドが聴かせますが、やはり本題はB面のロングトラック2曲。以前の持ち味に一層のエナジーの抑制を加え、それによりユルユルとしたアシッドのもやいを際立たせ、トリッピーなギターワーク、アンサンブル、時にモコモコしたエッジのユーモラスな味わいで、Guru Guru芸術(!? 魔術?)の極みを行く内容。このB面2曲は前作以上に彼らの意図が結晶化された、Guru Guruのハイライトとも言えるアシッドサイケナンバーで、緩やかな中に感覚を波状攻撃するその際立ったサウンドは凄いとしか言いようが有りません。彼らでしか成し得なかったGuru Guru独自の境地でしょう。感覚と戯れ遊ぶ極上のひと時を..。名盤。コーティングGF Cover初回Metronomeロゴ入りGreen Label Rare Original. ジャケは角の軽いスレ程度。それ以外は綺麗なEX。盤は全体の軽いスレ程度。B-1に表面上の薄いスレ有りますが、プレイは殆ど問題ありません。
Guru Guru / 4th(不思議の国のグルグル) (JP Teichiku '73?)
VG++/M- \ SOLD
Their 4th. Rare Original Japanese Pressing. Autographed by MANI! ジャケに何とMani Neumeierのサイン入り! 珍しい当時の国内盤オリジナル。ジャケは背に若干目立つスレ、上辺にも少しスレ有。
Guru Guru / Dance Of The Flames (GE Atlantic ’74)
VG/VG+ \ SOLD
ヘヴィーなギターワークを中心にしたブルージーなサイケジャムから、アップテンポで切り込む攻撃的なJazz Rockに至るまで、熱気溢れるハイテンションなジャムを存分にに楽しませてくれる一枚。Guru Guru独特のひねりは少ないですが、ダイレクトで臨場感溢れるサウンドで、よりライブバンドとしての彼らの実力を窺わせてくれる作品。その中にあって、B-2,3のエスニック色は本作では逆に異色。Rare Original. ジャケは全体の若干のスレ。各辺のやや目立つスレと色補正。辺部のやや目立つ小シワ。ジャケ裏のWOC。全体として特に目立った問題はありませんが、ややユーズド目の状態。盤は全体に表面のスレが目立ちますが、所謂キズは殆ど有りません。
Guru Guru, Uli Trpte / Hot On Spot, Inbetween (UK UD ’88)
EX/EX \ SOLD
A面は72年Guru Guruのライブ。B面はUli Trepte Group 74年のセッション。Guru GuruサイドのB面はライブならではの臨場感と熱気で7変化するギターワーク、ドラミング等々Guru Guruの魅力が詰まった充実の内容! Uli Trepteサイドの方もジャージーで熱気溢れるジャムを聴かせてくれます。Guru Guruファンマスト! 

Guru Guru / Mani In Germani (GE Messer Und Gabel ’81)
VG+/EX \ SOLD
マイナーレーベルリリース(これ一枚だけの自主?)のため、彼らの作品の中では昔から日本では全く見かけないコレクターズアイテム。彼ららしさを発揮した時にジャジーな、時にエスニックなトーンのトリッピーなジャムを繰り広げるB面が聴き所!Rare Original. ジャケは白い部分が多いジャケのため、経年の軽い汚れや軽いカビがその部分に感じられます。若干ユーズド感のある程度で、特に目立った問題は有りません。

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H
Harald Grosskopf / Synthesist (GE Sky ’80)
M-/M- \ SOLD
心地よいビートを打ち出すドラム、シーケンサーのパルスによるエレクトロビート、浮遊するシンセエフェクト、厚いアナログシンセサウンドが宇宙空間の広がりに層をなす、ジャーマンコズミックシンセのマスターピース! 極上トリッピーシンセビートをオリジナルの豊かなサウンドで是非どうぞ!傑作シンセの多いSkyレーベルの中でもトップレベルの人気を誇る大人気盤。本作は86年にもレコード番号の異なる2ndプレスが存在しますが、これは初回043盤のオリジナルプレス。Rare 初回プレス美品Original.値下げしました!
Holger Czukay / Movies (GE Harvest ’79)
VG++/M- \ SOLD
心地よいリズムのサウンドにこれでもかと様々な音像がコラージュされるご存知アヴァンポップスマッシャー”Coo In the Pool”を皮切りに、Jaki Liebezeitの特徴的なドラミングに様々な効果を加えられLanded期Canのサウンドが甦るCanの更にスパイシー版なロングトラック”Oh Lord Give”、ラジオの短波放送で流れていた中東の歌のメロディーをそのままコラージュした驚きの名チューン”Persian Love”。(私たちの世代には懐メロですね..。) そしてPersianに似た曲想を持ちながらもより混沌と迷宮のような曲構造の”Hollywood Symphony”と、たっぷりのアヴァンポップスパイスがまぶされ、鬼才の見事な腕裁きで料理された、ヴォリューミーな一枚。レアなドイツ現地プレスRare Original. ジャケはfrom CAN表記の無い方のヴァージョン。レコ番は1C 064で始まる初回プレス。マトもA-2, B-2の初回です。マザー番号はエッチングで1.。ジャケは全体の若干のスレ。軽いユーズド感程度。

Holger Czukay / Der Osten Ist Rot (UK Virgin ’84)
EX-/EX \ SOLD
彼のセンス溢れるアヴァンポップスパイスがおもちゃ箱の如く散りばめられた才気煥発、魔法の実験ポップワールド。ドラムはJaki Liberzeit, キーボードでConny Plank参加。レコード番号V 2307の当時のUK盤プレス。このプレスがUK盤としては恐らく初回でしょう。ジャケは辺部に軽いスレと小シワ。盤は非常にきれいです。


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I
Irmin Schmidt / Rote Erde (GE Teldec ’83)
EX-/M- \ SOLD
サントラとして制作された彼のソロアルバム。同じくCanのMichael Karoliも参加。Rare Original. ジャケは右上に微かなTear. 背に沿った小シワ。上辺中央微かなヒビ。


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J
Jonathan (GE AAR ’78)
EX/EX \ SOLD
シンセとドラムの二人組によるジャーマンコズミックシンセユニット唯一の作品。仏のHydravion辺りを思わせるサイファイで豊かなSpace Synth RockサウンドのA-1, B-2、前半トリップしたチルアウトエレクトロニクスが絶妙なA-2, 心地よいミニマルエレクトロニクス、A-4、少しHeldon風のElectro Space Rock B-1,を始め、時にJazz Rockナンバーも交えながら、ドイツのシンセグループとしては意外なほどに伸びやかさを湛えた充実のサウンドで魅力的に聴かせます。。Nice LP! Rare Original. ジャケ、盤共に良好なEXです。

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K
Klaus Schulze/Dune (GE Brain ’79)
VG++/VG \ 1.800
スペイシーな銀ジャケに包まれた一枚。A面は2001年宇宙の旅のようなミステリアスで霊妙なサウンドから分厚いアナログシンセのドローンとヴァイオリンによるフローティングなサウンドへ移行するロングトラック。B面はMoondawnやBody Loveを思わせるようなパーカッションとエレクトロのパルスの上をスペイシーなサウンドが舞う心地よいトラックで流石に充実の内容を誇ります。初回Orange Label Original. W)内袋。盤は見た目細かいスリキズがかなり全体に目立つ状態。深いキズはありませんが、特に静かなA面ではチリつきがやや気になります。
Kluster / Zwei-Osterei (GE Schwann ’71)
EX-/VG++ \SOLD
彼らが最もアヴァンギャルドで気を吐いていた時代の2nd. 特に本作のハイライトと言える彼らが本領を発揮したB面の凄さはどうでしょう。この時代の作品とは思えない工業都市の地響きの様に得体のしれないアブストラクトな音塊が、凄まじい気を滴らせながら襲い掛かります。そのオリジナル盤だからこその怪物レベルの迫力と音圧、内容の凝縮は只事ではありません。彼らはこの時代に既に、初期NWWを始め後のインダストリアルノイズ勢がやろうとしていたことを目覚ましいほどの内容で成し遂げています。アブストラクトなフリーミュージックとしても、フリーミュージックの域を遥かに超えた類を見ない傑作。オリジナルのこの質感は凄いです。ドイツプライスガイドによると200枚限定(他の情報によると300枚プレス限定)の幻の一枚。変形浮き彫りピンクプラスティックカバーRare Original. インサート欠(コピーが付いてます。)。ジャケは敢えて言えば殆ど気づかない左下のミリ単位のヒビのみで、本作には珍しくほぼパーフェクトと言っていいしっかりした状態。盤も全体として見てしっかりしたクリーンな状態のEX-ですが、こちらも敢えて目を凝らして仔細にチェックすると、A面中盤に小さなスリキズ。その部分数回のパチパチ程度。B面は2,3の細かな薄いスレ。その部分は他の部分と比べてもプレイ上特に目立って変わりありません。それ以外は見た目埃と見分けがつかないほどの若干の微細なマークと部分的な細かいスレ程度で、前述の部分を含めても通常コンディションの範囲内。プレイは主に元々のプレスによると思われる全体を通しての致し方ないバックグラウンドの若干のチリつきと時折のチリパチ。本作は元々プレスが良くないのか、見た目はEX-クラスでもプレイはこの程度ですのでご了承ください。幻のオークションピースにしてモンスターな名品をジャケ、盤共に本作としては見た目通常レベル以上のオリジナル盤で手にする機会をお見逃しなく!
Konrad Schnitzler / Blau (GE Very Good ’02 RE 再発)
VG+/M- \ SOLD
74年に自主盤としてリリースされた幻の作品の透過ブルー盤仕様初回再発盤。ミクロの電子世界を覗き見るような、アナログシンセ、コポコポ沸き立つエレクトロニクスのパルス、シーケンサー、エフェクト等による、霊妙でミステリアスな催眠Trippy Electro Experimentalワールド。彼ならではの作風を存分に味わえる初期の傑作です。彼の数多い作品をどれから聴いていいかわからない方も是非本作から聴いてみて下さい。 ジャケはエッジと角にスレと小シワ。全体として軽いユーズド感あります。(当時新品として仕入れたものですが、当初仕入れたときから何故かこの状態でした。)勿論盤はピカピカの状態です。
Kraftwerk (UK Vertigo ’72)
EX/M- \ SOLD
1stと2ndをカップリングした当時のジャケ違いUK盤2LP。German Trippy Experimental Rock古典。GF Cover. ラベルはSpace Shipの2回目です。ジャケ右上にJemステッカー貼。ジャケは辺部の極軽いスレ程度。
Kraftwerk / Exeller 8 (Ca Mercury '75)
VG++/EX \SOLD
'72-'74年の作品を集めた初期Best。勿論グレート! ジャケは背の軽いスレと上辺背に沿った若干の小シワ程度。

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L
Liliental (GE Brain ’78)
EX-/M- \ SOLD
Moebius(cluster), Conny Plank, Okko Bekker, Asmusu Tietchens等のメンバーが集結したジャーマンスーパーエレクトロチーム唯一の作品。エレクトロニクスのパルス、なだらかにレイヤードされたシンセドローン、エレクトロエフェクト、コーラス、リズムボックス、その他生楽器等による、淡々とシュールな佇まいの中に奇妙な淵を覗かせる、やや瞑想的で肌理細やかなテクスチュアの中にゆるやかで不思議な味わいに満ちた一枚。B面に至っては朝もやのような清澄な美しさ、繊細さと豊かな香気が溢れ、静かで緩やかな流れが聴く者を静かに満たしてゆきます。生楽器とシンセ、エレクトロエフェクトとのブレンド具合も素晴らしく、アンビエントシンセ系ファンにも聴かれ再評価されるべき、絶妙な味わいの名品。コーティングカバー初回Orange Label 状態良好Rare Original.
Limbus 3 / Cosmic Music Experience (GE Batschong RE 再発) 
M-/EX \ SOLD
ジャーマンフリーキーアンダーグラウンドExperimental ‘69。幻の作品の再発。GF Cover w)Poster Insert. 500枚限定初回再発。



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M
Manuel Gottsching / E2-E4 (国内-FR Spalax-Disc Union ’95 RE 再発)
EX/EX \ SOLD
延々と続くリズムボックスとエレクトロニクスのパルス、心地よいダンスビート、コズミックにレイヤードされたシンセがさざ波のように打ち寄せ、無限の宇宙の彼方へトリップするアンビエントテクノ/コズミックミニマルシンセの言うまでもなく大定盤! 95年の再発盤。オリジナルは84年リリース。

Michael Bundt / Electri City (JP Nexus '83)
VG+/M- \ SOLD
PROMO Label Rare Japanese Pressing. オリジナルはドイツで80年リリース。その3年後の83年にリリースされた当時の国内盤。言うまでも無くGerman Cosmic Synth/Electro Beatsの鉄板ですね!エレクトロニクスのビート、ホワイトノイズのパルス、分厚く唸る各種アナログシンセ、電子ゲームの如く飛び交うエレクトロエフェクト、コラージュ等を駆使し、エキセントリックなElectroナンバーから冷ややかなエレクトロビートが心地よいナンバーまで、アナログエレクトロニクスのカラフルながらくた箱をひっくり返したようなサウンドで楽しませてくれるシンセ冥利に尽きる一枚。King系の国内盤ですがプロモ盤なので音質もバッチリです。オリジナルは高価で入手困難、この国内盤でさえ現在見つけることが難しくなっているのでこの機会にぜひどうぞ!w)Insert. ジャケは全体に若干のカビによる軽い変色。
Michael Rother / Fernwarme (JP Polydor PROMO ’82)
VG++/M- \ SOLD
CanのJaki Liebezeit参加。ドラムとエレクトロニクスの心地よいミニマルなベースラインに簡素なギターのメロディーのA-1, Neuをより穏やかにしたようなB-1,B-3 心地良いパルスビートにアブストラクトなシンセの雲が浮遊するKiller Minimal ElectroトラックB-2は聴きものです。W)Insert. 国内盤サンプル白ラベル。ジャケは辺部に少しのスレとやや細かいシワ。

Mickie D’s Unicorn (GE Innovative Communication ’79)
ICレーベル伝統のコズミックシンセに、エレポップ、時にフォークロックをブレンドし、同レーベルには珍しく、Voや楽曲を重視したシンセサウンドで楽しませてくれる作品。尚、本作は3年後のレコ番が異なる(KS番号)2ndプレスも存在しますが、ここに有るのはIC 58064番号の初回プレスRare Original.  ジャケは背に沿った数点のシワ、裏面背の一部に若干のシワ。背に変色と一部微かなシミ。ジャケ右下と同部分の裏にに薄いシミマーク。
VG(+)/EX- \ 2.800
Mind Over Matter / The Colour Of Life (GE IC ’88)
M-/M- \ SOLD
ICレーベルからのリリース作品。スペイシーで穏やかなアナログシンセ群を中心にしつつも、アコースティックギターやエレキ、ハンドパーカッション、ピアノ、シタール、リコーダー等もフィーチュアし、ディープで緩やかなスペースシンセサウンドの波に、アンビエントでチルアウトなECM系サウンドをミックスしたような極めて良質の内容で、ロングトラック中心にじっくり聴かせてくれます。ゆったりと目をつぶって心地よいサウンドに癒されたい作品。In Shrink美品Original. w)Company Sleeve.
Moebius & Beerbohm / Strange Music (GE Sky ’82)
EX-/EX \ SOLD
ClusterのDieter MoebiusがBeerbohmと組んだユニットの1作目。ドラムやリズムボックスのビート、或いはミニマリスティックで機械的なエレクトロニクスのパターンに、エフェクトをかけられたシンセが混沌と上下し、工業的な退廃と沈滞の中にタイトル通りストレンジなテイストが浮かび上がる彼らの意欲作にしてグレートな一枚。コーティングカバーRare Original. ジャケは極微のスレのみ。綺麗です。盤も微かなスレのみで非常に綺麗です。
Mythos (GE Ohr ’72)
VG++/VG+ \ SOLD
彼らの1st。アートプログレ色の混じった混沌としたドラッギーなジャーマンスペースサイケの古典。 GF Cover Rare Original. ジャケは全体の若干のスレ軽いスレ、辺部の細かいシワ。盤面はA-2にやや見た目目立つスレ1本有りますが、音には出ません。それ以外は全体的に表面の薄いスレが多めの状態。プレイは静か目の部分で若干のチリつき。

Mythos / Grand Prix (GE Sky ’81)
ラストにして彼ら後期のエレクトロイズムを究めたこの時期最高作。アナログ時代だからこその美しいコンピューターミュージック。クラフトワークで言うならばヨーロッパ特急~人間解体期のエレクトロミニマリズムの美学。ポコポコした軽いリズムボックス、シーケンサーのパルス、ボコーダー、煌めく電子エフェクトと、ロボットのようなエレクトロベース、インプットする電子信号。潔いまでの軽やかさとチープなミニマルビートテクノの心地よさに徹底した簡素な隙間の非凡さは、コンピューターのおもちゃが会話し合う如く不思議さで、今尚斬新な輝きを放ち続けます。ミニマルエレクトロビート/エレクトロポップマスターピース!コーティングカバーRare Original.
EX-/EX \SOLD


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N
Neu! (GE Brain ’72)
EX-/EX- \ SOLD
1作毎に模索と実験を繰り返し、3作目に於いては最早何物の追随をも許さない独自の地平を切り開いて彼方へと飛び去った彼らの一枚目。淡々と心地よいエイトビートを打ち出すリズムセクション、そのスカスカしたなだらかに広がる広大な地平、大空を舞い軌跡を描くサイケデリックなギターワーク、Neu流サイケの極致を10分以上に渡って繰り広げる”Hallogallo”は、彼らのサウンドの幕開けを告げる、正に極上のオードブル。絶妙な味わいで、音楽の不思議な味わいへと聴く者をフロンティアへ誘ってゆきます。更にA-3ではA-1のスタイルが終わりゆく一日の気怠い身体リズムで再現されます。これらA-1,3ではそうした有機的な側面を覗かせ、特にA-1は既に彼らの一つの完成形であるユニバーサルな名曲として存在しますが、それでもやはりNeuは総じて無機的な実験グループのイメージが強いでしょう。即ち、ロングトラックB-2における機械的な反復ビートを淡々と繰り返すベース、ドラムのリズムセクション、工場音の様にノイズを発し続けるギター、アドレナリンを放出するようなリズムチェンジ..。それ以外のビートの無い抽象的実験トラック群も、いずれもアンプの発する静かな空気振動を捉えるかのようなスケッチを思わせます。そうした、本作に於ける、実験の末の明確な取捨選択と最もシンプルな再構成、そして朧げな形を掴もうとするスケッチ、B-2における模索と屈折…。ここでの実験結果はそぎ落とされ骨格を露わにしたレントゲン写真となって(彼ら究極の完成型3rdに至る青写真となり)、行くべき先を露わに浮かび上がらせます。 ダイレクトでシンプル、有機的な肉付けのバランスと重厚さ、夢幻性、その劇的な対比から同じ地平へと向かう必須の名作3rdに至るステップとしても、そして名曲”Hallogallo”を聴くためにも興味深い、無くてはならない一枚。Neuならではの切り口切れ味を、他のグループを圧する実験魂を体感ください。GF Cover Rare Original. ラベルはGreenですが、Metronomeロゴの無い2回目のラベル。ジャケは元々コーティングだったと思われますが、元々コーティングが施されていなかったと思うほどにラミネートがきれいに無くなった状態。ジャケ表はEX-, 裏はVG++クラス。盤は見た目綺麗ですが、元々のプレスか埃による静かな部分での軽微なチリつき。
Neu / 電子空間 (JP Teichiku 70s)
EX-/EX \ SOLD
3rdの国内初回。Original Japanese Pressing! (1st pressing on Teichiku!) W)Obi&Insert.帯の状態は良好です。
1st, 2ndで試みた実験性が完成された彼らの最高傑作。1st,2ndを愛する方には異論も有るでしょうが、テープ操作やエフェクトでサウンドをいじりすぎるのに眩暈がした前2作とは異なり、ギミック無しにシンプルなサウンドで彼方に向かう幽明のアンサンブル..。それが見事に完成したA面の素晴らしさ。静かな囁きと震えに微睡む彼らのサウンドは夜の夢の遥か彼方へと辿り着きます。そして彼らが消化したものの中から創生された全く新たな力強さに満ちたロックサウンドのB面。その振り切って疾走する何というかっこよさ!A面とB面で全く対極にあるようでいて、実は同一線上で繋がっている。二つのNeuが同時にピークに達した稀有な味わいに満ちた極上サウンドを是非どうぞ。
Nik Tyndall / Sounds Of Silence (GE Sky ’88)
EX-/EX \ SOLD
Tyndallのメンバーによるソロアルバム。Tyndall時代とは作風を変え、Dream WavingなNew Age Cosmic Synthサウンドで聴かせる作品。盤面綺麗ですが、静かな作品のため、プレイは時折軽いチリつき。

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P
Peter Baumann / Romance 76 (UK Virgin ’76)
VG+/EX- \ SOLD
Tangerine Dreamのメンバーのソロ。ゆったりとしたなだらかなシンセサウンドの中にシーケンサーのパルスによる彼ならではの執拗なシンセミニマリズムを追求したジャーマンコズミックシンセの古典。B面は一層シュールなムードに彩られた意欲作。UK盤Greenラベル。ジャケは辺部に小シワ、開口部真中辺りに1.5cmのキレ。各辺に若干のスレ。全体として軽いユーズド感のある状態。盤は主に埃によると思われる軽いチリつき。
Peter Mergener & Michael Weisser (Software) / Night Light (GE Innovative Communication ’86)
Softwareの本人名義による、この名義では3作目のLP。スローでシルキーなテクスチュアの中に夢見るように跳ねるエレクトロニクスのパルス、リズムマシンを配した彼ら一流のチルアウトコズミックシンセ。そのデリケートで甘美なサウンドはさすがです。 Rare Original. W)Company Sleeve. ジャケは背に軽い変色。

VG++/EX \ 4.800
Phantom Band / Nowhere (GE Spoon '84)
VG+/EX- \ SOLD
Jaki Liebezeitのドラミングを軸に、CanがFuture Days以降推し進めてきた心地よいリズムビートの追求が極限になされた彼らの傑作3rd。ダブ的なエフェクトも含め、実験的、先鋭的なサウンド処理も見事で、一級のExperimental Rock/Electro Beats作品に仕上げられた充実の一枚。勿論Canファンもマスト! 推薦盤! Rare Original. ジャケは角と各辺に若干のスレ。辺部の小シワ。辺部の軽いユーズド感程度で特に問題ありません。盤は音に出ない軽いスレのみで綺麗です。
Popol Vuh / Bettina (?? ?? ??) On Sided "7シングル盤
EX-/VG++ \ SOLD
片面のみの透明Wax、45rpm "7シングル盤。1971年ビートクラブでの録音。1st,2nd期のエレクトロニクスとハンドパーカッションによる霊妙なコズミックトリップサウンドが堪能できる一枚。ジャケは上辺開口部に殆ど目立たない微かなキレ。盤は後半に薄い細かいマーク有りますが、特にプレイには問題ないようです。

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R
Reinhard Lakomy, Trainer Oleak/Zeiten Electronics (GE Amiga ’85)
EX-/VG++ \ SOLD
旧東独コズミックシンセ。Original. (盤は表面上のスレ若干有り。プレイは特に問題ありません。)


Richard Wahnfried / Time Actor (GE IC ’79)
EX-/EX \ SOLD
彼の1stにして、後の作品とはやや作風を異にするジャーマンコズミックシンセの傑作。機械的なまでにミニマルなビートを刻むリズムボックスとエレクトロビート、アンドロイドのようなヴォイス、空間をあちこちで夢見る波のようにキラキラ飛び交うエレクトロエフェクトとパルス、冷ややかにレイヤードされたシンセ…。その虚空のスペースサウンドはE2-E4や後期Ash Raにも通じる徹底的なエレクトロミニマリズムに透徹され、それだけに夢幻の心地よさに延々トリップさせられます。ドイツのCosmic Minimal Synth系を代表する重要な一枚にしてマスターピース! 初回番号プレスRare Original. W)内袋。(ジャケは右上に軽いシワ。)
soundclip♪
Robert Schroder / Floating Music (GE IC '80)
VG+/EX- \ 2.500
ドイツのシンセストによる2nd. 尚、本作は回転数45rpm表記ですが、33rpmによるプレイも可能と記されています。個人的には33回転でよりゆっくりしたプレイを聴くのがこの作品にどっぷり嵌る楽しみだと思います。Floating Musicというタイトル通り、緩やかに連綿と続くシンセの柔らかな波とエレクトロニクスパルスのコンビネーションの心地よいサウンドに心ゆくまで浸れる一枚。本作は後にRacketからの2ndプレスも存在しますが、これはICからの初回プレスRare Original. ジャケは全体の軽いスレとややエッジの細かいシワ。背の軽いスレ。ジャケは総じて軽いユーズド感程度。特に目立った問題は有りません。
Robert Schroder/Galaxie Cygnus-A (GE IC ’82)
VG+/VG+ \ SOLD
天文台の写真をあしらった彼の最高作。 宇宙、近未来的な無機的ムードと、アナログシンセのコズミックで有機的なサウンドが結びつき、穏やかなエレクトロニクスのパルスの中に、冷ややかさとゆったりした甘美さが同居した美しい作品。完成された、コズミックシンセを代表する名作です。ジャケは全体に細かい薄いキズ。 盤は見た目はA面に目立つスレありますが、僅かな軽いチリつきのみでプレイは概ね良好です。Rare Original.
Robert Schroeder / Computer Voice (GE Racket ’84)
EX-/EX- \ 2.500
ジャーマンコズミックシンセ古典。Rare Original. ジャケは全体の軽いスレ程度。盤も表面上のごく軽いスレと内袋による全体の軽いスレのみ。

Roedelius / Jardin Au Fou (国内 King ’79)
EX/M- \ SOLD
当時国内リリースされた日本盤。Original Japanese Pressing. 国内盤のタイトルは”美しい世界”。エレクトロニクスとアコースティックピアノを上手く取り入れた趣味的で簡素なサウンドで聴かせます。ややファンタジックな傾向が強いA面も悪くないですが、本作の素晴らしさはB面でしょう。鳥の囀りのコラージュに、シンセとピアノがゆったりとミニマルに絡むB-1”Le Jardin”に始まり、エレクトロニクスとアコースティックの素朴なブレンドのミニマリスティックでスロー、緩やかな夢心地の浮遊感が絶妙のサウンドで聴き手をまどろみともやいの世界へ誘います。B-3”Etoiles”, B-4”Schone Welt”も絶品! メロウトリップ系のシンセファンのみならず趣味的なチェンバー系、ZNR系等のアヴァンポップファンにも聴いて欲しい一枚。ライナー付。ジャケ、盤共に綺麗で良好です。
Roedelius/Wenn Der Sudwind Weht (GE Sky ’81)
EX/EX \ SOLD
いかにも心地よさそうな足湯(?)ジャケ。A-1に針を下ろすと、ジャケの如くポコポコと緩やかな音が沸き立ってゆったりな心地よさMaxです。 ミニマルなエレクトロのパルスにふやふやにふやけたアナログシンセがスローモーションのように行ったり来たりする様はアシッドエレクトロニクスの桃源郷。全曲優れますが、A-ラスト、B-1なんかのユラユラの心地よさはどうでしょう! Clusterより更に夢のような電子の喜びに満ちた一枚。コーティングカバーRare Original.
Roedelius/Gift Of The Moment (US EG ’84)
EX-/EX \ SOLD
シンセ、ピアノ、チェロ、ヴァイオリン、ギター等のアンサンブルによる作品。彼のLPの中でも室内楽的な優美なクラシカルさが前面に押し出された一枚。アンビエントファンから趣味的なアヴァンポップファン、チェンバーファン、ミニマルなコズミックシンセファンに至るまで受け入られそうな内容です。(ジャケは全体の軽いスレ。盤はM-に近い非常に綺麗なA’。)

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S
Sergius Golowin / Lord Krishna Von Goloka (GE Die Kosmischen Kouriere ’73)
EX/EX \ SOLD
オルガン、アコギ、メロトロン、ピアノ、ヴォイス、エコーエフェクト、フルート、パーカッション、エレキ、シンセ等のスペイシーなジャムからストーンドアウトしたドラッギーなサイケに突入するジャーマンコズミックサイケの古典的一枚にしてジャーマンスペースサイケファンマスターピース!。コーティングGF Cover Rare Original. 盤は元々のプレスか埃による静かな部分での軽いチリつき。
Software / Chip-Meditation (GE IC ’85)
EX-/M- \ SOLD
ジャーマンシンセデュオによるデビュー作。良くありがちなメロディアスなシンセミュージックとは異なり、ゆったりと流れるような宇宙空間にシーケンサーのパルス、各種エレクトロエフェクトがスロー~ミディアムテンポで行き来し、全編に亘って繊細に構成された感覚的なサウンドが肌理細やかで心地よい浮遊感を生み出す、チルアウトトリップシンセのGreatな一枚。ICレーベルの中でも彼らの作品は優れた内容ゆえ定評があります。コズミックシンセファンマスト! GF Cover Rare Original. (ジャケは編部、背の若干の細かいシワ程度。

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T
Tangerine Dream / Electronic Meditation (FR Virgin ’76)
EX/EX \ SOLD
ウマグマ期のピンクフロイドを更に強烈にしたようなアンダーグラウンドでどろどろのフリーキーなバッドトリップサイケを延々繰り広げるカオスと化したジャーマンスペースサイケの極致!70年にリリースされた1stのカラーリザードLabelフランス76年盤プレス。(Virgin盤としては初回ラベル。) コーティングGF Cover. ジャケ、盤共に良好です。プレイは経年の埃によると思われる静かな部分の軽いチリつき。
Tangerine Dream / Atem (国内 Nippon Columbia '76)
EX/EX \ SOLD
GF Cover Japanese Pressing. (2nd Pressing from '76.) 4作目。A面冒頭こそドラムを加えた初中期Floydを思わせるようなどろどろしたドラッギーなロック色のある彼ら初期サウンドの名残をとどめますが、以降はまるで2001年宇宙の旅のさ中にいる様な凍り付くミステリアスな静寂の世界が延々続いてゆきます。レコード番号はYX-7126-AX. 盤の見た目はM-の美品ですが、非常にデリケートで静かな作品のため、経年の埃によると思われる軽いチリつき。
Tangerine Dream / Exit (UK Virgin ’81)
VG+/VG++ \ 1.200
ジャーマンシンセ古典! 当時のUK盤。ジャケは上辺部のスレと小シワ。上辺部色補正。全体として軽いユーズド感程度で特に目立った問題は有りません。盤は細かいスレ若干ある程度。プレイは問題ありません。

Toto Blanke/Electric Circus (GE Vertigo ’76)
EX-/EX \ SOLD
Association PC時代からToto Blanke Electric Circusと、この時点までに既にJazz Rockの名作を幾つもリリースしてきた彼が、Electronicsに傾倒した一枚。フリケンシーで音色を変えながらパルスを刻むエレクトロニクスのベースラインとクールでジャジーなドラムのビーツとのコンビネーション、エレキが宙に飛翔する中期GongやHillage風を若干想起させるElectro Space Jazz RockチューンA-1、穏やかでミニマリスティックなシンセビートに緩やかで心地よいエレキをフィーチュアしたA-2, ファンキーなシンセベースのスペイシーなCosmicジャムを聴かせるA-3。激しく脈打つエレクトロビートとドラムビーツのコンビネーションが前半でBruce DitmasスタイルのElectro Beatsを生み出すB-1を始め、全編に亘ってよりスペイシーでエレクトロなジャムを聴かせる一枚! Rare Original.
Toy Planet (Ge Spoon ’80)
EX/EX- \ SOLD
CanのIrmin Schmidtがスイスのエレクトロ奇才Bruno Spoerriと組んだユニット唯一の作品。Nice German Cosmic Electro Rock! コーティングカバーRare Original. 盤は見た目ピカピカのM-。プレイはA-1冒頭SEの部分で微かなチリつきが有ります。


Trance / Dystopia (GE Trance ’79)
EX-/EX \SOLD
自主レーベルより2枚のLPをリリースしたジャーマンコズミックシンセデュオのレアな一枚目にして内容的にも実度した彼らの最高作。シンセ及びキーボード系は2台のローランドシステム100を始め, マイクロムーグ、ソリーナ、アープ、エレピと言ったアナログシンセのヴィンテージ機材を使用しつつも、アコギのアルペジオ、エレキ、ベース等のアンサンブルを程良くブレンドしたコズミックサイケフォークチューンA-1で幕を開け、サウンドは瞬く様なエレクトロニクスのパルスと行き交い上下するエレクトロエフェクト、バーストする星々で一気に有機的で豊穣な幻覚の外宇宙世界へと聴き手をトリップさせます。このA-2はアブストラクトなトリップスペースエレクトロの目覚ましい名チューン。A-3はゴボゴボ泡立つように低く蠢くシンセのベースラインに冷ややかなエレピとアナログシンセのメロディーを効かせたサイファイなコズミックミニマルシンセ。A-4はエコーするパーカッションのビートに様々なシンセやエレクトロニクスが空間をあちこちスローモーションのように往来するこれもアブストラクトでスピリチュアルなスペースエレクトロシンセの名チューン。B-1,2はA-1と同スタイルながら、更にヴァイオリンをフィーチュアした内容。B-3はミニマルなリズムボックスの心地よいビートに様々なシンセをフィーチュアした、少しノイの3rdのA-1を少し思わせるようなクールなシンセチューン。両面共に凝縮度の高い、非凡なジャーマントリップエレクトロ/コズミックシンセのマスターピース!コーティングカバードイツ自主プレスRare Original. W)Insert. 白を基調にしたラベルは両面共に若干のカビ。


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U

Ulrich Blume / Ground Your Ears! (GE Private ’85) 
EX-/EX \SOLD
自主で2枚のLPをリリースした彼の一枚目。見るからに超自主なジャケでやばそうですが、内容の方もいかにも怪しいムードに横溢した宅録系のプリミティヴなコズミックミニマルシンセで、分厚いアナログシンセのパルス、エレクトロエフェクト、曲によってフィーチュアされるリズムボックスのビート、上下するアナログシンセのベースライン、半ば混沌としたアンダーグラウンドな、ジャーマンコズミック魂に満ちたサウンドはよりプリミティヴなConrad Schnitzler??。兎に角ジャーマンExperimental Cosmic Synth派はマストな内容!B面ではリズムボックスのビーツとエレクトロニクスのトリッピーでミニマリスティックなサウンドを更にフィーチュアし、より充実した味わい溢れる濃厚なサウンドで聴かせ、Minimal Synth派にもグレートな一枚!ハンドメイド貼り付けGF Cover 状態良好 Rare Original. プレスも極端に少なく、売りに出されることすらほとんどない入手困難盤ですので是非お見逃しなく!

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V
Velvet Universe / Voyager (GE Blubber Lips ’81)
VG++/EX \ 3.500
ドイツコズミックミニマルシンセユニットの1作目。リズムボックス、エレクトロニクスのパルス、エレキ、エレクトロエフェクト、SE, 各種シンセを用い、心地よいビートのコズミックシンセサウンドを生み出した優れた一枚。 ジャケのイメージが良くありがちな軽いジャケなので軽視されそうですが、ありがちなシンセサウンドとは一線を画す充実した内容で聴かせます。Rare Original. ジャケは下辺中央8cmのヌケ、背に沿った小シワ。

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W

The Wolfgang Dauner Group / Rischkas Soul (GE Brain ’72)
M-/EX \ SOLD
ざくざくのサイケなアシッドファズ、ピアノ、ジャングリーなパーカッション、リズムセクションが当時の熱気の中で混沌と渦巻くドイツ産実験サイケジャズロックの言うまでもないヴィンテージ傑作。後の彼のプロジェクトEt Cetraにも通じるサウンドですが、より60年代のアンダーグラウンドでサイケな熱気と臨場感が全編堪りません。マスターピース!尚、本作の本当の初回はCTRレーベルから69年にリリースされた物ですが、そちらの方は見ることすらかなわない幻のモンスターレアアイテム。ここに有るのは3年後のBrain盤の初回。(Brain盤も数種のプレスが存在しますが、これが初回になります。) 本作のBrain版美品を手にするまたとない機会をお見逃しなく! コーティングGF Cover Metronomeロゴ入りGreenラベル初回プレスRare Original. 盤は極微のスレのみ、ほぼ美品です。


German Rock LP

※すべて再発新品です。


Kraftwerk/Kometen Melodie 3   Great Live ’75. Ruck Zuckをやっています。 \3.000
Kraftwerk/Tribal Gathering Great Live 97. \2.800


German New Wave LP




German Rock CD

Alcatraz/Vampaire State Building ファズギターやフルートを取り入れたサイケデリックでジャジーなジャーマンアートプログレッシヴ’71。ボーナス1曲入。\2.600
Agitation Free/Last German Acid Psyche Classic! 3rd. \2.700
Agitation Free/The Other Side Of  74年未発集。 \1.800
アモン・デュール/エクスペリメンテ   国内盤。 \2.900
アモン・デュール/楽園へ向かうアモン・デュール  国内盤。 \2.700
Amon Duul2/Phallus Dei 1st. \1.800
Amon Duul2/Tanz Der Lemminge 3rd. \1.800
Andreas Dorau/Ernte German New Wave. \1.700
Anima German ’70 Freaky Underground. \2.000
アンソニー・ムーア/シークレット・オブ・ザ・ブルー・バック 単純なコードを執拗に繰り返すミニマリスティックなエクスペリメンタル名作。 72年の2nd国内盤。\3.000
Anthony Moore/Pieces From The Cloudland 1st. ミニマルエクスペリメンタル.名作。 \2.700
AR&Machines/AR3 全編Trippyで心地よいアシッドジャムを繰り広げるGerman Freaky Acid Psyche古典。Great. \2.600
Ash Ra Tempel/Schwigungen (Spalax) 2nd. German Rockの代表的な一枚。正規再発。 \2.800
Ash Ra Tempel/Join Inn German Cosmic Trip Psyche古典。  (Spalax正規再発) \2.100
Can/Tago Mago (Spoon) 初期代表作。名盤。 \2.600
Can/Future Days (Spoon) 中期代表作。Great. \2.600
Can/Ege Bamyasi (Spoon) Canの4作目。Great. \2.600
Can/Soon Over Babaluma (Spoon) Great. \2.600
Can/Landed (Spoon) 中後期の隠れた名作。 \2.600
Can/Live Music Great Live ‘71-’77 プロモ2CD. \2.800
Cha.Cy./Mini CD 3-99 Faust,A.DuulらのメンバーによるStrangeなAvant-Pop.レコメン系に近い音作りです。新譜。 \2.000
Cluster German Electro Experimental古典。71年にPhilipsレーベルよりリリ
  -スされた作品CD化。 \2.100
Damo Suzuki Band/Vernissage Canの実質上の新譜?ダモ鈴木、Jaki Liebezeit \2.500
ディア・プラン/ライブ・アット・ザ・ティキ・ボールルーム \2.500
Deuter/"D" (Kuckuck) 彼の1st。70初期GermanCosmic Experimental古典。ジャーマンファンマスト! \2.100
Drum Circus/Magic Theatre (Garden Of Delights) BrainticketのリーダーやWolfgang Daunerのグループのメンバーが集まったて71年に録音されたGreat Stoned Free Experimental Psyche. \2.800
El Shalom/Frost 70’s German Complex Art Prog 味のある音です。幻のアルバム。ボーナス4曲入り。 \3.100
Exmagma/3 German Rock伝説のグループの75年の未発集。全17曲。70分近く収録。Great. \2.900
Faust/You Know \2.400
Faust/So Far 1stと並ぶ名作2nd. デジパック。 \2.700
Faust/Tapes Great 3rd. \2.400
Faust/BBC Sessions + 72年のBBCライヴ+未発。 \2.500
Faust/Seventy One Minutes… German Experimental Rock.伝説のグループの未発集’71。 \2.700
Faust/Land Of UKK&Rouni 2CD . 新譜。 \4.200
Faust/Rewivando 新譜。 \2.200
Faust/Patch Work 未発集。殆どが初期の未発曲。 \2.900
Frost Giant/Heavy Encounier Chaotic Heavy Acid Psyche ‘70-’72 CDRの再発です。 \1.700
F.G Experimental Laboratory/Journey Into A Dream シンセ、エレクトロニクス、エフェクト、VoによりGermanのCosmic系を想わせるサウンドのスイスのCosmic Stoned Electro Music.75年に自主プレスされた1st。ボーナス2曲入。\2.800
Guru Guru/UFO (Spalax) Heavyなギターを押し出したChaoticなGerman Rock Classic.70年代の1st。 \2.800
Guru Guru/Live&Unreleased (Spalax) 74年セッション集. \1.800
Guru Guru&Ulotrepie/Live&Unreleased (Spalax)74年のセッション集.\1.800
Harmonia/De Luxe (Won-Sin) メロディアスでミニマル、心地よいGerman Minimal Electro Rock.Great. 2nd. \2.800
Holger Czukay/Good Morning Story 近作。 Canの主要メンバー参加により中~後期Canを思わせる仕上りです。 \2.000
Irmin Schmidt/Gormenghast ex)Can 新譜. \3.000
Irmin Schmidt&Kumo/Master Of Confusion ex)Can \2.900
Kraftwerk/2 German Experimental Rock Classic. \2.100
Kraftwerk/Ralf&Florian 3rdにして彼らの最高作。14分弱に及ぶ“Ananas Symphonie”は大地や空の広がりを感じさせるピースフルでチルアウト、サイケデリックな超名曲。全音楽ファンに。 \2.300
Lutz Ulbrich/Luul コニーブランク ‘81  Feat)Nico \2.100
Neu German Experimental Rock 古典 1st. \2.700
Neu/2 German Rock Classic. \2.900
Neu/3rd German Experimental/Rock 古典 3rd. \2.700
Popol Vuh/Hosianna Mantra 幽玄なアコースティックサウンド+Female Vo.彼らのLP中最も深遠な響きを放つ3rd. \2.400
Popol Vuh/Letze Tage-Letze Nachte 中期代表作。アコースティックで深遠な響きのジャーマンロック. \2.400
Twilight/Day And Night German Psyche ’75. \3.100
VA/Psychedelic Underground 12 Missus Beastly, Xhol, Xhol Caravan,Ainigma等9グループを収録したジャーマンロックのコンプ。プロモオンリー。\1.600
Walter Wegmuller/Tarot Cosmic Jokers系.German Spacy Psyche\4.000
Yatha Sidhra/A Meditation Mass Fluteハンドドラム等によるEasten Floating Trip Psyche. \2.500
Xhol/Hau-Ruk ChaoticなGerman Heavy Rock. Ohrレーベルのアルバム。 \2.500


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